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Rhapsody

  -ゆるやかに流れる時間の中、僕と君だけが凍り付いていた



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砂のお城、崩壊


「砂のお城、崩壊」

初めて逢ったときから、こうなることなんて分かっていた。

だけど――。


「行くなよ」

船に乗ろうとするミカンの手を掴む。



ジョウトに帰らないで、ナギサで暮らしてずっと俺の側にいろよ。

ミカンも言っただろう?


「この街が好きです」

「デンジさんが好きです」



心でそうは想っていても、帰ってしまうんだな。


ミカンを乗せた船は、ナギサからアサギへ行ってしまった。

俺はただ一人で、浜辺を歩く。



ミカンに初めて逢ったのはこの辺りだったかとか、ここで夕日を眺めていたなとか、想うのはミカンのことだけ。

それだけ君を想っているのに、側にいられないなんて……。



ふとあるところで足をとめた。

いつかミカンと砂の城を作ったあの場所だ。


あの砂の城が簡単に崩れてしまったように、君を乗せた船もあっけなく去ってしまった。

ならば逆に、またひょっこりと俺の前に現れるのだろうか?


そんな淡い期待を胸に、ジムへ戻った。


end.

李南様より頂いた、相互記念の小説ですw
「切なめのデンミカ」は美味しいです(^q^)じゅる
さっそくお持ち帰りさせてもらいましたw
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No.91 / 2010.04.23 20:27 / ポケモン / Comment*0 // PageTop▲
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