Rhapsody

  -ゆるやかに流れる時間の中、僕と君だけが凍り付いていた



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魂を売った少女


「魂を売った少女」

少女は逝かなければなりませんでした
でも未練があったのです
ねえ気づいて、ここにいること
気付くと愛しい彼の住んでいる街にいました
少女は触ろうと思っても触れません
全部すり抜けてしまいます
少女の名前はコトネ
いつ死んでしまったのか、わかりません
自分の手を見ると、少し透けていました
「もう時間がないの・・・」
コトネは彼の家の中に入りました
もう夜です
電気が消えていました
ある部屋に入ると、愛しい彼が寝ていました
「マツバ・・・さん・・・!」
コトネが愛しているのはマツバという男でした
コトネは起こさないように、マツバの手を握りました
その手でもっと私という生き物を感じて
マツバの手もすり抜けてしまいそうでした
もう死んでしまったけれど、心は残っているから
好きでした、あなたのこと
コトネの体が光に包まれました
ああ、もう時間だ
タイムオーバー
きっと私はあなたを壊してしまう
目を閉じて、そうして全てを思い出してよ
コトネはマツバの顔に唇を近づけました
「やっぱり・・・できないや。」
涙が一滴、マツバの顔に落ちました
さよなら、愛しい愛しい人

「あれ・・・?」
マツバは目を覚ましました
窓から光が差し込んでいます
「・・・コトネちゃん?」
死んだはずの少女の気配がしました
「気のせいかな・・・」
新しい一日の始まりです
長い夢のあとでまた巡り逢いましょう

あとがき。
今回はコトネちゃんの死ネタを書きました。
死んでもまだマツバさんが好きなんです。
歪んだ愛情ってやつですね。
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No.76 / 2010.03.26 20:05 / ポケモン / Comment*0 // PageTop▲
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