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Rhapsody

  -ゆるやかに流れる時間の中、僕と君だけが凍り付いていた



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さようなら、と僕は蝶の翅を撫でた


「さようなら、と僕は蝶の翅を撫でた」

止めようとしたが、伸ばした手は届かなかった
殺意に満ちた三成を止めようとした
ワシは誰一人失いたくはない
もう誰も血に染めてはならない
部下だって、三成だって
「三成!!!」
家康が叫ぶ
けれど遅かったんだ
駆けつけたときには屋敷中が真っ赤に染まっていた
その中でただ一人三成が返り血を浴びて笑っている
豊臣方より出た裏切り者の大将
その身体から流れ出ている血が三成の足元に広がる
「みつ・・・なり・・・!」
兵士達が叫んでいる
豊臣軍の勝利、と
何が勝利だ
どうしてだ三成・・・
無駄に人を殺めてはならないのに
「秀吉様・・・」
三成は天井を眺めて呟いた
絶対的存在の豊臣秀吉
家康は三成の横顔を見て、拳を握った
ワシの拳は何の為にあるのだろうか
三成の刄は秀吉様のためにあると言っていた
血がぽたぽたと家康の手から流れる
ワシの拳は、絆を守るためにある
自分にそう誓うと、家康はフードを深く被り直した
待っていてくれ、三成
お前が人を殺めることのないような、平和な世界を築いてみせる

「・・・!」
「・・・ああ、すまない。忠勝。」
家康がぼーっとしていると、戦国最強と呼ばれる本多忠勝が声を掛けた
主君である家康の指示に忠実に従う武将である
二人は桜の木が立っている岡に座っていた
薄い桃色の花びらが舞い、降り注ぐ
家康はその花びらを掴んだ
「・・・ワシは秀吉公を討とうと思っておる。」
「・・・」
家康はわずかに目を細める
「ワシは誰が天下を獲ろうと構わないのだ・・・しかし、このままでは悲しい戦は終わらない。」
ワシが豊臣に下った理由
秀吉公が築く世界に賭けたはずなのに
その答えはまったく逆だった
「・・・」
「そうか・・・忠勝はワシを信じていてくれるのか・・・」
家康は立ち上がって微笑した
風が吹いて被っていたフードが外れた
三成・・・
ワシはこれからお前と敵となろう
許してくれ、それ以外方法がないのだ
神様、どうかもう少しだけ、この日々を消さないで
全てを無にかえす

あとがき。
初めての戦国BASARAの小説を書きましたw
家康と忠勝の関係が大好きです!
家康が秀吉を討つ前ぐらいの設定です。
何か訳わからなくなったw
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No.148 / 2010.11.08 23:01 / 戦国BASARA / Comment*0 // PageTop▲
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