Rhapsody

  -ゆるやかに流れる時間の中、僕と君だけが凍り付いていた



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残酷なのは現実でしょう、と君は哂う


「残酷なのは現実でしょう、と君は哂う」

目を開けると、水面が見えた
白い光が差し込んでいる
少女は水底に沈んでゆく
海の中なのに、息は苦しくない
「あれ・・・?私・・・」
何故か言葉を口にすることもできた
そうか、私は夢を見ているんだ
少女の被っていた帽子が水面に向かう
白い帽子に映える、赤いリボン
手を伸ばしても届かない
帽子は水面に向かうのに、私は沈む
(ねぇ、***ちゃん。まだ沈んだままなの?)
誰かがそう言った

少女・コトネが目を覚ます
「あ!コトネちゃん!やっと起きたね。」
幼馴染のヒビキ君が顔を覗いてくる
どうやら電車の中で眠ってしまったらしい
「ちょ・・・顔近いよ!ヒビキ君!変態!」
「ぶっ!」
頬を叩く音
「ちょっと待って!痛い!いつも叩かれてるけど、今日はいつも以上に痛い!」
ヒビキが頬を押さえながら言う
コトネがうつむく
「コトネちゃん?」
ヒビキはコトネが涙を流していることに気付く
「コ・・・コトネちゃん!?どうしたの!?まさか僕が泣かせたの!?」
「違うの・・・私ね、寝ている間に怖い夢を見てさ・・・」
肩を震わせながらコトネが言う
「私がね、海に沈んでいくの。海の中には私だけ。・・・でも、誰かの優しい声がした。」
「その声、僕かもよ?」
「え?」
「コトネちゃんに怖い夢を見せるなら、僕が絶対覚ましてあげると思うよ。」
「・・・そうかもね。」
コトネはいつの間にか笑っていた
ヒビキ君がいるからこそ、私は笑っていられる
見た夢のことなど忘れてしまおう
幻想にしてしまおう
ここから声はきこえますか? 世界はどうですか? 今でもきれいなままですか、
The light struck through the darkness.
光が闇を突き破った

あとがき。
海に沈んでいくのはマツバさんのほうが合ってるのかな、と思いつつコトネんに。
ヒビコト?コトヒビ?どっちも大好きです!
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No.100 / 2010.05.18 17:22 / ポケモン / Comment*0 // PageTop▲
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