FC2ブログ


Rhapsody

  -ゆるやかに流れる時間の中、僕と君だけが凍り付いていた



スポンサーサイト


上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
No. / --.--.-- --:-- / スポンサー広告 // PageTop▲

ノスタルジアコラージュ


「ノスタルジアコラージュ」

「マツバ、お前宛だ。」
「何これ・・・花束?」
ミナキはマツバに花束を渡すと、自分の部屋に戻っていった
マツバは花束を不思議そうに見る
「誰からの贈り物だろう?」
気が付くと、花束と一緒に小さい白い紙が入っていた
『お誕生日おめでとうございます、マツバさん。 コトネより』
そうか、今日は僕の誕生日だった
いつも僕は自分の誕生日を忘れてしまう
誕生日なんてどうでもいい、と
けれど自分の誕生日を思い出させてくれる人がいた
初めて好きになった人
その少女の声が聞きたくて、つい電話してしまった
三回ぐらい呼び出し音が鳴ったあと、少女の声がした
「もしもし、コトネですけど。」
「コトネちゃん・・・僕だよ。」
「マ・・・マツバさん!こんにちは!」
「ははっ・・・そんなに慌てなくても。コトネちゃんに言いたいことがあって電話したんだよ。」
「私に・・・?」
「僕の誕生日祝いに・・・お花を贈ってくれてありがとう。」
「あ、お花届きましたか?」
「うん。綺麗な花だね。グラシデアの花かな?」
「はい!コガネシティで買ったんです!グラシデアの花は感謝の意味ですから。」
「・・・本当にありがとう、コトネちゃん。ミナキ君も、僕自身も誕生日を忘れてしまっているのに、君だけだよ。祝ってくれるのは。」
「私は記憶力だけはいいんですよ。」
「ねぇ、コトネちゃん。」
「どうしました?」
「僕は・・・やっぱり、君のことが好き。」
「・・・っ!」
「ジム戦に来たときから好きだったよ、コトネちゃんのこと。コトネちゃんが旅立った後も、毎日君のこと考えてた。」
「マツバさん・・・」
「だから、また帰って来たときに返事をちょうだい。」
「はい!」
そこで電話が切れた
腕に抱えているグラシデアの花から、いい匂いがする
僕はきっと彼女が来るまで一生待ち続ける
意識が黒く染まりゆく中、出来たのは曖昧に笑うことだけ

あとがき。
会話文が半分以上を占めているという、ねw
コトネちゃんがヤンデレではなく、マツバさんがヤンデレ化してきていますw
No.142 / 2010.08.25 11:54 / ポケモン / Comment*0 // PageTop▲
  


material by Sky Ruins & ATP's 素材置き場 / template by キミの、となり。
/ Admin
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。